【仮想通貨トレード戦略】トレード前、トレード中、トレード後にやるべき事とは

トレード前、トレード中、トレード後にやるべき事とは

私はむかしトレードをしていたこと、たまに知人に初歩的なコーチングをしていたことがあります(本当に初歩的なところまでです)。それを通して気づいたのが、トレードを始めたばかりの人は、トレード全体を通してやるべきことをしていないことが多いということです。

トレード前、トレード中、トレード後と区分けして、どういうことをやる/注意すべきかをもう一度見なおしてみましょう。トレードに慣れてきた人でも、どこかで間違っている可能性はあります。

 

トレード前

例えばあなたが自分の手法でかなり強いトレードのシグナルを発見したとします。ここで注文を出す前に、幾つかのことを考えなければなりません。

 

自分の手法から導き出されるルールに従った損切りを確認する

損切りを気分や自分の欲でコロコロ変えてはいけません。機械的に損切りラインが決まるルールならそれに従い、そうでなくても、予測と自分の願望を混同しないようにしましょう。また逆に、大きいポジションサイズでトレードしたいせいで損切りを通常より狭くする、ということも良くありません。資金管理に従ったポジションサイズと適切な損切りを実行するようにしましょう。

 

トレードが失敗することも想定する

すべてのトレードにおいて、100%はありません。自分が発注するときには必ず、失敗する可能性も考慮しましょう。どんなに完璧に見えるセットアップだったとしても、完全に逆行することはありえます。これをきちんと理解していれば、一回の負けでバンクロールが崩壊するようなトレードは実行できないはずです。

とはいえ、適切なリスクは取らなければいけないことも事実です。失敗を恐れるあまり、少しでも利益が出たらすぐに損切りラインをブレイクイーブンポイントに戻す、というようなことはやめましょう。

 

結果が出るまでには時間がかかることを受け入れる

自分の負けが確定する前に「自分の負けを受け入れる」という行動を取る人がいます。一瞬で自分の負けが確定するのではなく、じわじわと自分のポジションと逆行するような状態、例えば-2%に損切りを置いた時に-1.5%の位置で値段が停滞するような場合、自分がほぼ高確率で負けるが、まだ結果が出ない、というような時に、マイナスが出たポジションを持ち続けるという苦痛に耐えられず、「早く楽になりたい」とルールを曲げて決済してしまうような行動をとってしまう。

初心者のかたは、損切りが早いほうがいいじゃないか、と思うかもしれませんが、結局自分の戦略の根底が変わってしまう行動です(これについては今後書くかもしれません)。「ルール以外の余計な行動を取らない」準備をしましょう。

 

トレード中

市場が正しいこと(自分が間違っていること)を認める

もし自分のポジションと市場が逆行してしまった場合、「自分が正しい!市場が間違っている!」という考えを捨てましょう。常に正しいのは市場の出す結果のみです。あなたは自分のポジションの誤りを認め、ルール通りに損切りを行いましょう。

 

短期の勝ち負けに動じない

どんなトレード戦略でも潮の満ち引き、波はあります。100%成功するトレードはありません。しかし、初心者のトレードを見ていると、ちょっとした連敗などに影響され、ルールを少しだけ破ってしまったり、ポジションサイズを増やしてしまったりすることが多いです。

一度セットアップを見つけ、あなたのルールが「GO」を指していたら、ルール通りの枚数でルール通りのポイントで発注し、ルール通りの損切りをしましょう。ルールの実行以外にあなたがやる必要が有ることは、トレードの行く末を見守ることだけです。

 

当日のトレードの見直し

トレード中に、その日のトレードを何度か見直すようにしましょう。そしてこれをトレードのルーチンに含めましょう。殆どの場合は問題無いでしょうが、自分がルールを逸脱していたり、ルールにないトレードをしてしまっている場合、修正するか、修正が出来ないようなら危険なので、その日のトレードはそこで打ち切りましょう。

 

トレード後

まずは休憩

トレード中に集中したあなたは、まずは張り詰めた神経をゆるめましょう。糖分を取るために甘いモノを食べてもいいし、仮眠をとってもいいかもしれません。まずはトレードのことを全て忘れ、脳を休ませましょう。

 

トレードを継続する誘惑に打ち勝つ

休憩の後、自分の普段やろうとしていない時間にさらにトレードをすることは控えましょう。負けた時は負けを取り戻すため、勝った場合でも、自信過剰になり、更に儲けてやる、と、余計なトレードをしてしまう人はたくさんいます。

本来やるべきでないタイミングに質の低いトレードをしてしまうということは、初心者のうちはあまり理解できないかもしれませんが、大きな問題です。特に勝ちが続くと、まるで24時間トレードしていないと機会損失のように思えてしまういますが、市場は逃げず、いくらでも機会はあると思うようにしましょう。

特に負けたあとの場合は、ついついルールをゆるめたりポジションを大きくして、更にトレードを続けたいと思ってしまうかもしれませんが、これは本当に最悪のパターンです。「すべてのトレードセッションで勝利することは不可能」であるということを心に刻みましょう。どんな勝ち組トレーダーでも負けセッションがあるのは普通なことで、それを「取り戻そう」としてしまう限り、あなたは勝ち組トレーダーには決してなれません

 

トレードの記録

完全自動でトレード記録をつけ、ルール通りにしかトレードをしていない場合にはこれは必要ないかもしれませんが、そうでない場合、とくに自分がルールを変えてしまったりした場合には必ず記録をつけ、その時に何故そのミスをしたかも記録しましょう。その時の心理状態というものは時間が経てば忘れてしまうものです。後の分析のためにも、記録を忘れないようにしましょう。

 

トレードの見直し(これは人による)

トレードが勝ちであれ負けであれ、あなたはどこかのタイミングでトレードを見直し・検証しなければなりません。専業トレーダーであれば日々トレード後に見直しをできる時間があるでしょう。兼業の場合にはトレードに使える時間が限られている場合もあるでしょうから、その場合は週末などにまとめて行うようにするのがいいかもしれません。

 

 

以上、トレード前・中・後でしてほしいことを書き出してみました。大変に思えるかもしれませんが、ほとんどのことはルーチンにしてしまえば、大した負担もなくできることです。が、初心者のうちはついつい忘れやすいことも事実なので、意識してこれらのことを行うようにしましょう。