【仮想通貨名鑑】Monero(XMR)匿名性を大幅に強化した仮想通貨

Monero(XMR)匿名性を大幅に強化した仮想通貨

公式サイト https://getmonero.org/

公式Twitter https://twitter.com/monerocurrency

Monero(XRM)は、オープンソースのP2P暗号通貨で、プライバシー、暗号化、スケーラビリティの重点を置いているのが特徴です。Moneroとはエスペラント語でMoneyを意味する単語です。

Bitcoinの派生である多くの暗号通貨とは異なる、Cryptonoteプロコトルを採用しており、ブロックチェーンの中身を難読化させているため、取引の匿名性が強化されています。

ローンチは2014年4月でしたが、2016年後半に、Torネットワークの市場であるAlphaBayに採用され、時価総額及び取引高が急速に成長しました。2017年4月現在で上位6番目の時価総額を持つ暗号通貨です。

Moneroの歴史

Moneroは2014年4月、BitMoneroという名前で誕生しました。そしてすぐにMoneroに短縮されます。MoneroはCryptoNoteベースの通貨であるBytecoinの最初のフォークとしてリリースされましたが、ブロック処理速度を2分から1分に短縮しているなどの点で異なっています。また、コードのバグを修正し、再構成されています。

2014年には暗号通貨ネットワークに対して受けた攻撃もはねのけ現在まで生き残った暗号通貨となりました。Moneroに使われている技術はリング署名アルゴリズムと言われ、複数人の秘密鍵による署名をまとめて行うことにより、取引の特定を難しくするものです。2017年1月には、BitcoinCore開発者が考案したリングCTアルゴリズムオプションを採用し、匿名性がさらに強化されました。これは取引の金額を秘匿するオプションです。

 

Moneroの匿名性

Moneroはネットワーク上のすべての取引に対し、3つの方式でプライバシーを保護します。

①リング署名で送信アドレスを隠し、②リングCTアルゴリズムで取引金額を隠し、③ステルスアドレス技術で、受信アドレスを隠します。更にこれに加え、取引の起点ノードを隠す、第4の技術も開発中です。

これらの技術により、Moneroは、CryptoNoteに基づかない他の暗号通貨の透過的なブロックチェーンとは異なり、不透明なブロクチェーンを備えていると言って良いでしょう。デフォルトで、強力なプライバシー保護機能が備わっています

2017年4月には、幾つかの研究論文で、これらの技術を用いても、取引内容をある程度推測できてしまうという批判がなされたため、さらに現状のアルゴリズムを改善するため、コミュニティで議論が行われています。

 

Moneroの分権化

MoneroはProof of Workによって厳重に管理されていますが、マイニングアルゴリズムは、CryptoNight Proof of Workアルゴリズムを使用しており、通常のCPUでマイニングができるものになっています。

このマイニングアルゴリズムにより各自の個人ユーザーでマイニングを可能にし、事実上権力がマイナーファクトリーやマイナープールに集中してしまうことを避けています。

 

Moneroのスケーラビリティ

Moneroには最大ブロックサイズがありません。つまりビットコインとは異なり、昨日が制限される1MBのブロックサイズ上限のようなものがないということです。もちろんブロックサイズが過度に大きくならないようなメカニズムも実装されています。

 

Moneroにおける進行中の作業・プロジェクトの例

・RingCT

Moneroのトランザクションから価格情報を秘匿するためのアルゴリズム。現在はオプションだが、2017年9月から強制となる。

・OpenAlias

拡張エイリアスブロックチェーンのシステム。

・Kovri

MoneroにI2Pを統合し、さらに匿名性を確保するための第4の技術

・URS

リング署名に基づいた匿名投票システム

 

Moneroの国内取扱業者

国内では、Coincheckなどの大手取引所を通して購入することが可能です。

 

Moneroの海外取扱業者

海外では、PoloniexBittrexなどを多くの取引所を通して購入することが可能です。