【仮想通貨トレード戦略】支持線(サポートライン)と抵抗線(レジスタンスライン)の理解

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支持線(サポートライン)と抵抗線(レジスタンスライン)とは何か

ここしばらく、相場を静観する事が増えており、記事の更新がありませんでした。せっかくリピート訪問してくれる方に情報を出せないのも申し訳ないとも思いますので、今回はテクニカルに関する基礎的な記事を書きました。

支持線と抵抗線の概念は、多くのトレーダーがテクニカル分析の最初に学ぶことなのではないかと思います。そして実際、この2つが、多くのトレードチャンスをもたらしてくれる便利なツールなのです。

仮想通貨にはテクニカルか関係ない」という意見もあり、それもある意味事実だと思います。と言うのは、仮想通貨はまだ、技術的・政治的な要因が相場に影響を与えすぎる状態のため、テクニカルに関係ない暴騰や暴落が頻繁に起きるからです。

しかし、そのような動きがないときというのは逆にまだ未成熟な相場ということもあり、為替などよりも比較的素直な動きをするとも感じています。要は使い分け、ということでしょう。

支持線とは何か

まず、これらの概念が一体何なのかということろから説明をしましょう。支持線が引かれるポイントというのは、多くのトレーダーがその水準で取引をする、節目となるような価格ラインのことです。支持線が発生する明確な理由というのはかなり複雑な話であり、また、まだ誰も完全に証明しているものではないため、ここでは説明することはできませんが、トレードにおいて役に立つものであるということだけわかっていれば良いと思います。価格の下に位置し、価格がそこまで下がってくると反発する働きがあります。では、実際のチャートを見てみましょう。

なお、今回の記事は仮想通貨の値動きに知識がある皆さんの先入観が入らないように、仮想通貨ではなく為替のチャートを使って解説します。

これはUSD/JPYの日足チャートですが、101円付近、チャート下部の赤線が支持線として機能しています。この赤線の下へレートが沈む事ができず、市場がドル円のレートをこれより上に保たせていたことがわかります。このチャートに見えているだけでも、8回ほど支持線を割ることに失敗しているのが見えるでしょう。どれだけ支持線というものが重要であるか、このチャートを見るだけでも実感することができると思います。

抵抗線とは何か

抵抗線とは、支持線と正反対のものです。市場がそれ以上、価格を上げる事に失敗し、特定のラインから上に行くことが出来ないラインです。やはり発生の理由を明確に示すことは出来ませんが、それもトレードには必要ありませんので、興味を持った方だけ色々調べてみるといいでしょう。

このチャートはEUR/USDの日足チャートです。チャート中央に引かれたラインに価格が近づくたびに跳ね返されているのが見えます。

支持線・抵抗線を引く方法

多くの人が支持線・抵抗線を描くのは難しいといいます。確かに初心者のかたにとっては、チャートから支持線・抵抗線を見つけ出すのは大変かもしれません。とりあえずこの記事では、チャートに基本的なラインを引くことができるようになることを目標にしましょう。

注意:

勉強を始めたばかりの人は、支持線や抵抗線を日足などの上の時間軸から探し始める傾向があります。それ自体は良いのですが、それだけだと、実際のトレードをする場合に、なかなかトレードのチャンスというのを作れないでしょう。実際上のEUR/USDのチャートでも、日足に引いたラインだけでは週に1回もトレードのチャンスはありません。自分がトレードするときに一番重視している時間軸でのラインも必ず探すのが良いでしょう。

抵抗線を引く

チャートを見て、基本的にはレートがそのラインを上に突き破るのを少なくとも2回以上失敗している場所を探しましょう。

たとえばこのUSD/JPYの60分足チャート左部では2箇所同じラインで跳ね返されているのでラインを引いています。すると3回めは少しヒゲが抜けているものの、見事に跳ね返されています。さらに4回めも跳ね返されていますが、徐々に抵抗する力が弱くなってきているのは見て取れると思います。5回目に跳ね返されたと見せかけてついに突破され、その後上昇しました。

なお、チャートの右側を見ると、この抵抗線がそのまま支持線に近い形で機能しているのが見えるでしょうか?結局支持線も抵抗線も、多くのトレーダーが売買をするポイントであるので、ブレイク後に逆の役割になるというのはよくあることです。

支持線を引く

チャートを見て、基本的にはレートがそのラインを下に突き破るのを少なくとも2回以上失敗している場所を探しましょう。

EUR/GBPの60分足チャートです。GBP絡みの通貨はかなり動きが荒いのですが、それでも抵抗線付近で跳ね返され続け、この後も数回跳ね返した後にラインを割り、一気に下落しています。

支持線・抵抗線でトレードする方法

一度ラインが引けてしまえば、これらを活用してトレードすることはあまり難しくはありません。ただし基本的には逆張りなので、ブレイクには十分注意が必要です。トレードする時には他の時間軸のチャートも忘れずに確認するようにしましょう。あとは発展的なプライスアクションの知識があれば、更に精度を高めることが出来ます。

ただし、ラインを使ってのトレード自体はそれほど難しくない代わりに、このトレード方法は忍耐力が必要です。中途半端な位置でポジションを取ってしまっては利益にならず、ライン付近で反転するのを待たなければいけないので、ポジションを持っていないと気がすまない人には辛いでしょう。トレードの機会を待ち続ける、と言うのは頭では理解していてもなかなか難しいものです。忍耐強くあることはこれにかぎらず市場での勝利の鍵となるので、努力してください。

まとめ

支持線・抵抗線を使ったトレードは2段階にわけられます。

①ラインを引くこと

まずは高い時間軸のチャートでラインを引けるか検討しましょう。一般的に、高い時間軸の抵抗線は低い時間軸のものよりも高確率で機能します。問題は高い時間軸で引くラインを使ってのトレードというのは頻度がかなり少なくなるということです。そのため、時間軸を降りて抵抗線を探してトレードしつつ、高い時間軸のラインや、高い時間軸のラインとメイン時間軸のラインが重なるようなところでは自身があれば枚数を多めにして勝負をかけてもいいかもしれません。

これは一例ですが、このようにラインを引くことが出来ます。

ただ結局のところ、ラインというのはトレンドの開始と同じで、早めに気づかないと意味がありません。ブレイクされた後に「思えばあれは抵抗線だった」というのは何も意味が無いからです。

②ライン付近への接近を待ち、反転を狙う

ラインが引けたら、そのライン付近へ値段が接近することをまち、トレードを試みます。注意して欲しいのは、ラインは絶対的なものでもなんでもないということです。何度もレートが跳ね返されたラインが引かれたチャートを見ると素晴らしいものだと思ってしまいますが、実際には3回めですぐにブレイクされてしまうラインもあるし、短い時間軸のラインではそれが顕著です。

その場合には「ラインで折り返すはずだ」とズルズル持ち続けるより、柔軟に考えるようにしましょう。ラインが引かれた時間軸やプライスアクションなどを学び、精度を上げましょう。

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