【仮想通貨トレード戦略】毎日プラス収支にしようと思ってはいけない

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毎日プラス収支にしようと思ってはいけない

勝つこととは負けないことなのか?

トレーダーとしての究極の目標はもちろん、お金を稼ぐことです。しかし、毎日プラス収支を続けていく、というのは、はっきり言って非現実的なことだということを理解しましょう。今回は、なぜトレーダーが毎日プラス収支でいたいと思うか、そしてそれを実行しようとするとどのような事態に陥るかを見ていきたいと思います。

トレードは一般的な仕事とは違うことを認識する

トレードというのは一般的な仕事とは全く違います。

いつどこで仕事をするかを自分で好きな様に決められるし、納期やノルマのようなものもありません。もちろん、一般の仕事のように自分にノルマを課してトレードをしている人もいます。しかしいつ仕事をするかの決断や、毎日お金をコツコツ稼ぐ、ということまで一般の仕事に合わせようとすると問題が生じます。

毎日お金を稼いだり、トレード時間にはなにか仕事をしないといけない(ポジションを持たなければいけない)という考えは、仕事に行くような感覚でトレードを扱っているからだと思います。一般的な仕事では、給料はまとめて月給としてもらうことが多いにしても、給料は毎日の仕事の積み重ねで、きちんと仕事をしていれば上からの評価で額が決まり、組織から給料が支払われます。

しかし、トレードはこれとは異なります。トレードでは誰かに給与を与えてもらうのではなく、自分でお金を市場から稼いでこなければなりません。

(だから逆に、同じトレーダーでも、銀行などの職業トレーダーであれば、専業のトレーダーよりも勝つ難易度は低いかもしれません。彼らは割り当てられた資金がなくなっても破産しないし、最低限の給与は保証されているからです。大幅な値動きの時も、専業トレーダーよりは感情が揺さぶられないでしょう。損切りも忠実に実行できるし、トレードの理由を詰められた場合に説明できなくてはいけないため、無理なナンピンなどをする可能性も少ないでしょう。)

プレッシャーと焦り

毎日の収支をプラスにするというのはほとんど不可能なことにもかかわらず、それを目標にすることにより自分に大きなプレッシャーを掛けることになります。そのプレッシャーにより、あなたがミスする確率は高まります。そしてもし本当にこれを実行しようとすれば、負けた場合には取り返すために不必要なリスクを取り、勝った場合にはその後チャンスが有っても適切なリスクを取れなくなるでしょう。そして負けた場合の最悪パターンは、損切りをできなくなり、決済していなければ損失が確定していない、と塩漬けしてしまう可能性もあります。

ポジポジ病の発症

また、大きな問題として、このような目標設定をしてしまうと、必要以上に多くのトレードをしてしまいがちになる、
ということです。先ほどの話とも繋がるのですが、一般的な仕事は「何か(仕事)をする」ことにより給料を受け取ることが出来ます。それに対し、トレードでお金を稼ぐために必要なことは、「何もせず」に「チャンスを待つ」ことです。もちろん何もしないというのは本当に何もしないのではなく、チャートやニュース、材料に気を配り、セットアップを待つということです。

ここを一般の仕事と混同してしまうのはやめましょう。「ポジションを持つ」ことが稼ぐことではないのです。セットアップが現れなければ、1日、2日とトレードをしない事も有り得ます。ここで「どこかでトレードしてプラスにしよう」と思ったが最後です。そこでプラスにできてトレードを終わればまだいいですが、もしマイナスになってしまったら…あなたは収支をプラスにするために、不必要なトレードを続けていくことになるでしょう。

みな、「何もしていない」と、「働いていない」と思ってしまいがちですが、そうではないということを理解しましょう。

長期的に勝てば良い

たとえ優れたトレーダーであっても、月単位ではマイナスになることもあります。週単位ではマイナスにならないほうが難しいでしょう。そして日単位でマイナスになったことがないというトレーダーがいれば、それは虚言癖か、あなたを詐欺にかけようとしているか、莫大な資産を持った損切りできない負け組でしょう。長期的な視点で収支を考えるようにしましょう。

勝つことは負けることである

トレードで勝つことは健全な取引をするということ、それはつまり適切なリスクを取ることと、適切な損切りを行うことです。毎日プラス収支というのは、歪な結果です。それはつまり歪な取引をしているということです。もし暫くの間上手く行ったとしても、最終的には破綻することになります。「トレードで勝つということは、適切に負けること」であると理解しましょう。

トレードの心理学を学ぶおすすめ本

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