【市況】2017年11月14日 仮想通貨とFUD

FUD(英: Fear, Uncertainty and Doubt、直訳すると「恐怖、不安、疑念」)は、販売、マーケティング、パブリック・リレーションズ、政治、プロパガンダで使われる修辞および誤謬の戦術の一種。

FUDとは一般に、大衆が信じていることに反するような情報を広めることで、大衆の認識に影響を与えようとする戦略的試みである。

例えば、個々の企業が競合他社の製品について悪い印象と憶測を与えるためにFUDを利用する。すなわち、他社製品に乗り換えるにはコストが掛かりすぎると思わせたり、潜在的ライバルでもあるビジネスパートナーに対して影響力を保持しようとしたりする場合である。

FUDの技法は粗野で単純な場合もあるし、間接的な手法を使った巧妙なものである場合もある。

BCHによるBTC排撃騒動もだいぶ落ち着いてきたようですね。

BCHは難易度調整とハードフォークも終わり、値段も一瞬0.5BTCの長い上髭をつけ、最終的には0.2BTC前後というところでしょうか。

BTCは送金遅延が続いているものの、ピーク時に15万件あった承認待ちトランザクションも今では9万件程度と、ひとまずは収束方向です。

(トランザクション情報はhttps://blockchain.info/ja/unconfirmed-transactions

今回の騒動中、色々とBCH陣営について調べましたが、どうもかなり下準備を長く取っていたようですね。

redditeで/btc(/bitcoinとは別)という板を作りBTC排撃的な内容の風聞を集めプロパガンダを行ったり、送金遅延の問題を怪文書に盛り込んだ上で、実際に詰まりを起こさせるためにスパムのような少額の送金を行い続ける…

のようなことがあったのではないかといわれています。

それにしてもこのようなFUDで何十億ドルものお金が動いてしまうのがこの業界。もちろん私が流したところでなんの意味もありませんが、マイナーの重鎮である人間が「BTCは価値がゼロになる」「真のBTCはBCH」とまで言ってしまえば、そうなっても不思議ではないでしょう。

そしてそのパニックで人々がBTCを一旦でも処分するために送金すれば、BTCの送金能力を越え、大幅に送金遅延が発生し、彼らの「予言」は真実となる。

法整備がなされていない仮想通貨市場でなければ、彼らは何らかの罪に問われる可能性もあったのではないかと思います。

現状のBTCも多くの問題を抱えているのは確かですが、それを利用して「我々が真の預言者だ!サトシの意思を継ぐものだ!」と言って回る人間には注意した方がいいでしょう。Twitterなどでもそのような人々がいるのは把握していますが、彼らはもしかすると、「元老院政治の復帰」を掲げカエサルを殺害した元老院議員たちかもしれません。

現実での彼らは政治の実権を自分たちに誘導するのが目的でしたし、ローマを混迷に落としただけでしたが、それでもカエサル暗殺自体には成功しました。

しかし、BTCは今回の騒動でも死ぬことはありませんでした。もし元老院議員がカエサル暗殺に失敗していたらどうなったでしょうか?

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